引っ越しが無事に終わり、部屋に必要な家具家電なども揃え終えた昼下がり。
作業用PCを実家から取り寄せて、ふと今まで使っていたiMacについて考えていました。
「もうこのiMacはボロボロだし、廃棄してしまおう。」
アクツクMVのデータは全部外付けHDDにバックアップしてあるしね!
iMacの廃棄と作業用PCへのデータ移行も同時にやれば時間の節約になるかも!
…そう、この判断がいけなかった。
作業用PCを購入したてのデスクにセッティングしている時です。
カシャン。
脚に何かが触れたと同時に、倒れるような音がしました。
恐る恐る目を向けると、外付けHDDが倒れているではありませんか。
「おおぅ、やっちまったい!」
急いで外付けHDDを起こし、作業の邪魔にならない場所に置いてそそくさと戻りました。
作業用PCのセッティングも終わり、起動して1年ぶりに見るデスクトップ。
ああ、やっと戻ってきたんだ…。
そんな気持ちに浸りつつも、データ移行を進めようと外付けHDDを接続したのですが…。
…ん、あれ?
あれれ?
外付けHDDを認識しない…だと…?
おはこんにちわ、ととすけです。_(:3 」∠)_
さて、さっそく最近の状況です!
今どんな感じなのさ?
はい、お察しの通り…。
アクツクMVのデータが見れなくなりました。
これもう完全にやっちゃいました。
絶対アレが原因です。さっきの外付けHDD転倒。
しかしまだ慌てる時間じゃない。
落ち着いて問題の切り分けをしていこう。
以下、ととすけが実行したこと。
①他の外付けHDDが認識されるか。 → YES
②ケーブルを交換して認識されるか。 → NO
③外付けHDDの外側の機器の問題か。 → NO
④起動時、HDDから異音がするか。 → YES
/(^o^)\ナンテコッタ
いやいやいやいや…。
まだあわてあわあわてあわわわわわわわぁぁぁぁぁぁあああっ!!!
色々調べてみた結果、自分ではどうすることもできないことが分かり、5月中はデータ復旧をしてくれる様々な業者に外付けHDDを送り、診断してもらいました。
…すべて下記の結果で返ってきました。
<検査結果>
障害レベル:重度物理障害
復旧結果 :データ復旧不可能。要精密検査。
この状態になるとクリーンルーム等の設備でHDDの中を開け、無事なデータを救出するしかないようです。
費用はだいたい10万~15万ほどかかるのが相場だそう。
どうしよう…使ってたPCは廃棄しちゃったし…作業用PCには北海道に来る前のデータなら残っている状況…。
1週間悩みに悩み、結局は可能な限りの復旧をしてもらいました。
とても痛い勉強代になっちゃいました。とほほ。
新しい外付けHDDに復旧データを移してもらい、内容を確認してみると無事だったのは6割ほど。
幸いプロジェクトデータは死んでいなかったのですが、「img」フォルダや「cache」フォルダのデータが歯抜けになっており、殆どの画像が表示できていない状況でした。
再度、画像ファイルを読み込んであげれば解決しそうですが…。
画像の原本も殆ど消えてしまっているため、ドット絵はまた描き直しが必要になります。
恐らくこのプロジェクトデータも不安定だと思うので、画像の復旧をした後にエクスポートして、新しいプロジェクトにインポートする必要がありそうです。
6月はひたすら復元作業になるのかなぁ。
やっと作業用PCが戻ってきたのですが、久しぶりの作業が復元作業になってしまうとは…。
みなさんもバックアップデータの取り扱いには注意しましょうね。
最後に
HDDの容量が大きくなると、こういったデータ復旧の際も費用が大きくなるんだそう。
HDD自体の大きさは変わらないのに、容量だけが大きくなるってことは、それだけ中に色んな技術が詰まっていて複雑になっているということだもんね。
なので外付けHDD(…に限った話ではないですが)の容量は大きければ良いという考え方も、ちょっと改めないといけないなと思いました。
会社のデータはとても大事に扱うのに、家だと杜撰な管理をしていたのだなぁと痛感。
わたしはこの一件で、大切なデータはクラウド上に置こうと決心しました。
とまぁ、今回はこの辺で。
ではでは、また次回のブログでお会いしませう!しーゆー_(:3 」∠)_